わたしの東北大受験記(仮)
どうもこんにちは。
東北大の教育学徒(B9)、ねどこです。
今回の記事では、「大学」というものについて初めて意識した小学生時代~大学受験本番と合格発表までの筋書きだけを超簡単に書いていきます。
(それぞれの学年や時期ごとに考えていた・悩んでいたこと、勉強したこと、受験本番の日の過ごし方や仙台で食べたもの・・・などは、あとで少しずつ書き足していこうと思います)
(何か「これ教えて」ってことあればぜひ、質問箱やDMへ)
最後の方かなりはしょってますが、よければ読んでってください。
○小3あたりの記憶
年の離れた親戚が秋田大学にいて、その大学祭に行った。屋台とか出し物とかいっぱいあって楽しかった(小学生並みの感想)。
将来的にはその親戚と同じこの学校を目指すことになるのかもしれないと子供心に思った。
○小学生(中~高学年?)の記憶
通っていたヤマハ英語教室の企画で、国際教養大学(AIU)の大学祭に行った。
友達と食べ物の屋台に突撃した。楽しかった(小並感)。
外国人留学生の方も含め学生さんたちの雰囲気もよくて、英語も好きだし地元だし、この大学に入る未来もあるんだろうか、とまたも子供心に思った。
○中学時代
正直言って学校通うのが大嫌いになった時期で、良い思い出があまりないけど、英語だけは楽しかったし得意だったから、AIU行って英語極めて日本なんか離れて世界中を飛び回りたいなーと思った。
AIUは就職率ほぼ100%、しかも留学や英語授業も必須だから英語力を高めて世界に羽ばたくにはもってこいだなって。
○高1、方向転換
AIUに入る気まんまんで横手高校に入学したはいいが、周囲に帰国子女はいるわ優等生も山ほどいるわで早々に自分の英語力に自信をなくす。
その代わり、(確か冬頃から)地元でも優秀だと謳われる東北大に興味を持ち始める。
○高2夏、東北大のオープンキャンパスに行く
”””進学校”””を自称する出身高校が、「学校ぐるみで行きたい人募って、みんなでバス乗って仙台行って東北大のオーキャン見に行こうぜ!!!!」的な催しをしていたので、とりあえず参加する。
当時は学校の授業で言うと世界史や英語が好きだったので、自分が東北大に進学するとしたらまあ多分文学部だろうと思い、ヨーロッパ史とか行動科学とか英文学とか、面白そうな文学部の研究室を見学しに行く。
・・・が、間違って教育学部の建物にも迷い込んでしまい、なりゆきで研究室ツアーに参加。
心理療法で使われる部屋とか、授業の改善に使える技術を開発している人たちに出会い、「自分がやりたいことではないけど面白そうだな」と思った記憶がある。
後にそこが自分の行く学部になるとも知らずに・・・。
○同じく高2夏、秋田大のオープンキャンパスも行く
こちらは学校のイベントなどではなく、友達と一緒に自主的に。
地元だし、先述の通り文化祭にも遊びに来たことがあるので、何となく勝手は分かった(懐かしかった?かも)。
心理学コース志望の友達と一緒に心理学関係の施設にも行って、先日東北大のオープンキャンパスで見た心理療法用の設備が同じく秋田大にもあることに謎の感動を覚える。
後にその設備と心理療法に強く興味を惹かれることになるとも知らずに・・・。
○高2の秋冬、精神的不安定
個人的に色々思うところがあってメンタルが狂い始める。最初にそれを自覚したのは秋頃で、酷くなったのが冬頃、って感じだろうか。
小さい頃からネガティブだったけれど、「死にたい」病に拍車がかかった。
学校ではその不安定さをあまり見せないつもりでいたけど家では結構な頻度で泣いたし、自分を大切にしてなかったし、よく担任に相談もした。
スクールカウンセラーには結局相談しなかったけれど、カウンセリングの存在は知っていたし、泣くたびに「心理療法とか勉強して、自己肯定感やメンタルの安定を保てるようになりたい」と考え始める。
○高3夏、2回目の秋田大オープンキャンパス
今回は高2のときと違い、友達の付き合いではなく最初から自分で心理学コースを詳しく見ることが目的で参加する。
そこに所属する先輩とも話せて、良い経験になった。
その帰りに偶然、「英会話ルーム」的な場所を見つけ、未だに英語は好きだったので入ってみる。
「この部屋では日本語禁止」みたいなルールがあって、私を含め大学見学に来ている高校生に、大学の先輩方が英語で話しかけて会話の練習をつけてくれた。
最初こそ緊張でガチガチだったけど、皆すごく優しくて英会話に夢中になった。高校の途中で英語教室を辞めてから久しぶりに思い切り英語を喋れて楽しかったし。
帰る時間になって部屋を出る頃には、「この大学に行ってまたこの先輩たちと英語でお喋りする!」と決めていた。
○高3夏、2回目の東北大オープンキャンパス
秋田大学のやつの後日、東北大にも再び行った。
が、今回見るべきは文学部ではない。
「カウンセリング寄りの心理学がやりたい」と決めていて、なおかつ「それが学べるのは東北大では教育学部の教育心理学コース」だというふうに調べはついていたので、教育学部の見学に行き、先輩ともお話した。
でも秋田に比べたら正直ピンとはこなかった。
たぶんもう二度と、ここには来ないだろうと謎に思った。
2次試験の受験科目にクッソ苦手な数学があるのもネックだったし。
(あのさあ、その予感に反して君ここに思いっきり来るよ、受験と入学で)
○高3、夏休み三者面談
先述の出来事もあり、母と行った担任との面談で「秋田大学行きたいです!!!!!!(クソデカボイス)」と担任に言った。
秋田大に入るなら点は足りていたし、担任も「いいんじゃない、きみの成績なら余程サボらない限り落ちなさそうだし(意訳)、地元だからお母さんも安心でしょうしね~」と言ってくれた。
このままいけば合格は可能そうだし、2次試験の科目には苦手な数学もない。
安泰じゃんヒャッホー!などと考えていた。
※あとで詳しく書くが、この担任は東北大の卒業生であり、私の大大大好きな恩師となる。
○高3秋、進路に迷う(今更感)
本格的に進路を意識するようになって、友達の志望大学とかも聞いて回る。
秋田大に行くつもりだと漏らしたら「もっと高いとこ行けそうなのにほんとにそれでいいの?」と言われたり、「就職とか考えてもレベルの高い大学を目指して損はない」という教科担任の言葉が引っかかったりで、秋田志望が揺らぎ始める。
そして検討し始めたのが、友達の1人も志望していた(そして実際に受かった)筑波大。
心理学をやるなら行くべきは心理学部。担任曰く「心理やるなら筑波の右に出る大学はいない(意訳)」とのことで、調べてみると教授陣も充実していた。
しかし教授陣の多さに反して募集人数は30人以下(人数が少ないと言われる東北大の教育学部でも70人くらいはいるのに)と異様に少なく、おまけに問題も難しい。
2次試験は数学を使わなくてもいい代わりに英語が必須、そしてその他にもう1科目選ぶ必要があった。
英語の次に得意だったのは世界史だったので、世界史担当の先生に添削も頼んで対策しようとしたのだが、いかんせん記述がクソムズで心を折られる(どんなもんか気になった人は筑波の入試問題について検索してみてね☆)。
○高3冬、センター試験本番
結局どこを第1志望にするべきか考えがまとまらないままセンター試験受ける。
(とりあえず受けてから考えようの精神)
国語と英語リスニングの易化のおかげか、まさかの自己ベストを叩き出す(得点率84%)。
○センター後、2次試験対策シーズン
ここらへんの心境や志望理由については後で詳しく書きたい。
この時点でやっと数学の記述問題に本腰入れ始めた(遅すぎる)し、一番の苦手科目を使わねばならないことが控えめに言ってすんごいつらかった。
○2次試験。 東北大受験本番
英語と国語は埋めるだけ埋めたものの、
肝心の数学は全然分かんなかった。
全部終わったその瞬間、「ああ落ちたな」と確信した。
○秋田大後期試験対策
東北大に落ちたのは確定だと思い、後期で秋田大に行こうと思って先生に小論文を添削してもらう。作文苦手なのでこれもすんごいつらかった。
○合格発表日
落ちたと確信していながら、一筋の希望をもって発表サイトを開いてしまった。
スマホの画面をスクロールしていったら何故か自分の番号があった。
え?????って思いつつ家に居た父親に言ったら私より喜んで「そうかそうか!!!!!!」って言われた。いやこっちは理解が追いついてないんだが。
その後、親戚や母親からも電話がかかってきて合格報告をして、友達や担任にも連絡して、ようやく実感湧いてきたかんじかな。
詳しいことはまた後日書きたいと思いますが、散々迷いつつもこの選択に後悔はありません。支えてくれた方々、本当にどうもありがとう。
もし質問や感想などがあれば、リプライ・DM・質問箱などにお寄せいただけると次の記事の参考にもできます。
どうして東北大にしたのか、受験当日に何を思ったか、頑張って当時の心境を思い出してまた書いてみるので、良ければ更新後、また読んでね。
最後までお読みいただきありがとうございます!
ねどこ